ケミカルバイオロジー研究グループ(終了)

渡邉 信元
渡邉 信元
(わたなべ のぶもと)
D.Sci

生理活性物質探索研究ユニット・ユニットリーダー

研究の興味

大学院でウニの初期卵割期の細胞周期調節機構に関する研究を行って以来、これまで、様々な生き物を用いて細胞周期調節に関する研究を行ってきた。現在、そのような知識、経験を生かして細胞周期調節に関与するタンパク質の阻害物質の単離をめざした研究を行っている。細胞周期解析に有用のみならず、医学的に利用できるような化合物を得ることを目標にしている。

学歴
昭和57年3月
東京大学 理学部 生物学科(動物学) 卒業
昭和62年3月
東京大学大学院 理学系研究科 博士課程 修了(理学博士)
職歴
昭和62年4月
理化学研究所 特別研究生(分子腫瘍学研究室)
平成元年4月-平成13年3月
理化学研究所 研究員、先任研究員(ジーンバンク室、遺伝子基盤研究部)
平成4年10月-平成6年12月
米国ソーク研究所リサーチアソシエイト(Tony Hunter研)
平成13年4月
理化学研究所 先任研究員(抗生物質研究室)
平成21年4月
理化学研究所 専任研究員(化合物バンク評価研究チーム)
平成21年10月-
理化学研究所 専任研究員(化合物ライブラリー評価研究チーム)
平成21年11月-平成25年3月
理化学研究所 チームヘッド(化合物ライブラリー評価研究チーム)
平成25年4月-
理化学研究所 環境資源研究センター ケミカルバイオロジー研究グループ
生理活性物質探索研究ユニット・ユニットリーダー
所属学会
  • 日本癌学会
  • 日本分子生物学会
  • 日本ケミカルバイオロジー学会
  • 日本がん分子標的治療学会
趣味
食う寝る遊ぶ
主要論文
  1. Ooi LC, Watanabe N, Futamura Y, Sulaiman SF, Darah I, Osada H.: Identification of small molecule inhibitors of p27Kip1 ubiquitination by high-throughput screening.
    Cancer Sci, 104 (11), 1461-1467 (2013)
  2. Watanabe N., Sekine T., Takagi M., Iwasaki J., Imamoto N., Kawasaki H., Osada H.
    Deficiency in chromosome congression by the inhibition of PLK1 polo box domain-dependent recognition.
    J Biol. Chem., 284, 2344-2353 (2009)
  3. Watanabe N.
    Wee1
    UCSD-Nature Molecule Pages (2008)
    http://www.signaling-gateway.org/molecule/query?afcsid=A002371
  4. Watanabe N., Nishihara Y., Yamaguchi T., Koito A., Miyoshi H., Kakeya H., Osada H. Fumagillin suppresses HIV-1 infection of macrophages through the inhibition of Vpr activity. FEBS Letters, 580, 2598-2602 (2006)
  5. Watanabe N., Arai H., Iwasaki J., Shiina M., Ogata K., Hunter T., Osada H.
    Cyclin-dependent kinase (CDK) phosphorylation destabilizes somatic Wee1 via multiple pathways.
    Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 102, 11663-11668 (2005)
  6. Watanabe N., Arai H., Nishihara Y., Taniguchi M., Watanabe N., Hunter T., Osada, H.
    M-phase kinases induce phospho-dependent ubiquitination of somatic Wee1 by SCFβ -TrCP
    Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 101, 4419-4424 (2004)

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